梅毒
梅毒とは
以前は代表的な性病として多くの感染者が居ましたが、現在では全性感染症感染者全体の1%にも満たない感染率で
近年は1度のセックスで感染する確率は約15%と言われています。
感染源と感染経路
病原体はトレポネーマ・パリーダム(treponema pallidum、一般的には梅毒トレポネーマなど)という細菌が原因とされ、
性行為やその類似行為から感染し、皮膚や粘膜にできた傷から血液に侵入し、全身へと広がります。
この他の感染経路としてはにも母子感染があげられます。
症状
梅毒は症状が確認されてから4つの症状期(感染後の3週間、3ヶ月、3年、10年以上)に分けることができます。
【第1期梅毒】
感染後約3週間で性器や手指などの感染部分に大豆くらいのしこりができます。これを初期硬結といいます。
と同時に太もものつけ根ののリンパ節が腫れてきますが、大きな痛みはありません。これらの症状は約2〜3週間で治まります。
【第2期梅毒】
感染してから約3ヵ月後に梅毒トレポネーマが全身に行き渡り、あらゆる皮膚や粘膜に梅毒性バラ疹や
丘疹性梅毒疹などの発疹や脱毛症状が現れます。
この症状は梅毒の最も感染力の強い時期で約3ヶ月から3年ほどにわたり進行しますが、その後は自然に消滅します。
【第3期梅毒】
感染してから3年以上経過すると全身にゴム種と呼ばれる硬いコブのようなしこりができます。
【第4期梅毒】
およそ10年が経過すると梅毒の症状は末期症状を迎え、心臓や血管、神経などに重大な障害が出て
日常生活に困難を来たします。
ただし第3期、第4期の症例は現在では見られません。
毒の症状は4期に分かれることは記しましたが、その間ずっと症状があるわけではありません。
感染に気づかずに数年を過ごす事もあり得ます。
また妊婦が梅毒に感染して場合、早産、流産、死産など、生まれてくる確率が低くなります。
生まれてきたとしても、子供は乳児梅毒になっており内臓、骨、皮膚などに異常をきたしている可能性が高いです。
また、視力障害、知的障害、高度なマヒ症状を引き起こす可能性も大いにあります。
検査について
初期硬結部位の表面を削り青や黒のインクで染色し、病原体を確認するパーカーインク法や感染者の結成から
梅毒トレポネーマの抗体を測定する梅毒血清反応などがあります。
血清反応の場合、感染後しばらくは陽性を示さないので約4週間に検査を受けるのがよいとされています。
また梅毒感染者はHIV感染の場合が多いので、同時にHIV検査を受ける事をおすすめします。
陽性だったら。。。
ペニシリン系の抗生物質の投与で治癒する。ペニシリンアレルギーのある方は塩酸ミノサイクリンを
妊娠中の場合は、アセチルスピラマイシンを内服投与します。
かつては梅毒は不治の病と言われていましたが、ペニシリンの発見以降、恐れる病気ではなくなりました。
症状期によって薬剤の内服期間が変わりますが、効果が現れるのに時間がかかるため発症後も定期的な検診を
受ける事が必要不可欠です。
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